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【聖★腹話術学園】避雷針としての人形(いとうせいこう) | 劇場文化
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【聖★腹話術学園】避雷針としての人形(いとうせいこう) | 劇場文化
5年ほど前、みうらじゅんという友人と仏像を見るぶらり旅で奈良の談山(たんざん)神社へ行った。拝観出... 5年ほど前、みうらじゅんという友人と仏像を見るぶらり旅で奈良の談山(たんざん)神社へ行った。拝観出来る宝物の中にひとつの小さな人形があり、室町時代作のその公家のごとき姿に私は打たれた。といっても作りはなんということもない。ひな人形を立たせたようなものである。だが直垂(ひたたれ)を着たそれは体の中心に両手を寄せて細い棒を持っていた。まるで避雷針のような棒であった。いや避雷針そのものと言うべきかもしれない。 中臣鎌子(のちの藤原鎌足)と中大兄皇子(のちの天智天皇)が『大化の改新』について談合を行った場所・談山神社には10月に嘉吉祭という600年近く続いた祭事があり、人形は神饌に先立って配置されるという。かの地では『青農(せいのう)』と呼ばれているが、同じ読みで『細男』があり、京都祇園祭のいにしえの様子を絵巻で見れば、行列の先頭によく似た人形が立てられているのがわかる。細男はまた、御霊会(ごりょ