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右大臣からの招き【源氏物語 115第八帖 花宴9】有明の姫君を思いながら悩ましく過ごす源氏。そんな時、右大臣から藤の花の宴に招かれた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
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有明《ありあけ》の君は 短い夢のようなあの夜を心に思いながら、 悩ましく日を送っていた。 東宮の後宮... 有明《ありあけ》の君は 短い夢のようなあの夜を心に思いながら、 悩ましく日を送っていた。 東宮の後宮へこの四月ごろはいることに 親たちが決めているのが 苦悶の原因である。 源氏もまったく何人《なにびと》であるかの 見分けがつかなかったわけではなかったが、 右大臣家の何女であるかがわからないことであったし、 自分へことさら好意を持たない弘徽殿の女御の一族に 恋人を求めようと働きかけることは 世間体のよろしくないことであろうとも 躊躇《ちゅうちょ》されて、 煩悶《はんもん》を重ねているばかりであった。 三月の二十日過ぎに右大臣は 自邸で弓の勝負の催しをして、 親王方をはじめ高官を多く招待した。 藤花《とうか》の宴も続いて同じ日に 行なわれることになっているのである。 もう桜の盛りは過ぎているのであるが、 「ほかの散りなんあとに咲かまし」 と教えられてあったか 二本だけよく咲いたのがあった。 新