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インド旅行記(13) 世界一安い自動車「タタ・ナノ」に乗る
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インド旅行記(13) 世界一安い自動車「タタ・ナノ」に乗る
何十頭もの牛の群れが、一直線に伸びたハイウェーをゆっくりと横断していく。猛スピードで走ってきた大... 何十頭もの牛の群れが、一直線に伸びたハイウェーをゆっくりと横断していく。猛スピードで走ってきた大型トラックも、この群れの前にはスピードを緩めるしかない。ドライバーはいまいましそうに何度もクラクションを鳴らすが、牛たちはまったく動じない。「我が物顔」ってのはこんな顔だ、とでも言わんばかりの表情で悠々と歩いていく。 このような光景は、インドの田舎ではごくありふれたものである。インドの道路は自動車やバイクだけのものではないのだ。草原では牛が、山岳地帯では山羊が、砂漠ではラクダが、それぞれのんびりと道を行き交っている。それが当たり前なのだ。 動物のペースに合わせて人が生活している。それがインドの伝統的な暮らしだった。物を運ぶ役割を担っていたのも、牛車やラクダ車や人が漕ぐサイクルリキシャだった。まさにスローライフである。 マハトマ・ガンディーもこう言っている。 「よいものはカタツムリのように進むので