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Toshi Omagari | 活字職人の別の顔
時として書体デザイナー、または金属活字時代のパンチカッター(活字父型彫刻師)は文字を作るだけでな... 時として書体デザイナー、または金属活字時代のパンチカッター(活字父型彫刻師)は文字を作るだけでなく、全く違う職に就いていたり、副業を持っていました。今回は活字職人たちの二足目のわらじを追ってみたいと思います。「グラフィックデザイナー兼書体デザイナー」みたいに関連性のある兼業は今だと多いとは思いますが、そういうの少なめで、意外性の高いもの、またはエピソードを選んでます。また今回、書体の画像は少なめです(書体がメインテーマではないので)。 初期の活字父型彫刻師 グーテンベルクがヨーロッパで活版印刷を始めたころは当然ながら金属活字を作る職人などいませんでした。グーテンベルクは自身が金細工彫刻師であったか、またはそのギルドに繋がりがあり、金属で何でも作れる人々が身近にいました。彼等は食器や刃物、武器などあらゆる物を作っており、活字を見たことがないとは言え、注文通りに父型を作ること自体には特に苦労は
2013/05/25 リンク