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IAEAの“危うい報告書” : ウィーン発 『コンフィデンシャル』
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IAEAの“危うい報告書” : ウィーン発 『コンフィデンシャル』
2012年09月07日06:00 カテゴリ国連記者室 IAEAの“危うい報告書” 7月、8月の2カ月余りの夏季休暇... 2012年09月07日06:00 カテゴリ国連記者室 IAEAの“危うい報告書” 7月、8月の2カ月余りの夏季休暇が過ぎ、9月の声を聞くと、ウィーンの国連には加盟国の外交官が戻ってくる。特に、定例理事会と年次総会を控える国際原子力機関(IAEA)担当の外交官は今月、多忙だ。今月10日から5日間の日程で定例理事会が始まり、その翌週17日から1週間、第56回年次総会が待っている。すなわち、2週間、会議詰めとなるわけだ。議題は8年目を迎えたイランの核問題、北朝鮮の検証問題、福島第1原発事故を教訓としてまとめられた原発の安全問題などだ。いずれも重要テーマだが、進展が期待できないという点で昨年9月と余り変わらない。 天野之弥事務局長は先月30日、定例理事会を控え、イランと北朝鮮の核報告書を35カ国の理事国に配布したばかりだ。内容には新鮮味がない、というか追加情報は少ない。 イランの場合、パルチン軍事