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移動する記録と記憶──デザイン/アーカイブ/エスノグラフィー
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移動する記録と記憶──デザイン/アーカイブ/エスノグラフィー
水野大二郎(慶應義塾大学環境情報学部准教授、デザインリサーチャー)+松本篤(NPO法人remo研究員、AH... 水野大二郎(慶應義塾大学環境情報学部准教授、デザインリサーチャー)+松本篤(NPO法人remo研究員、AHA!世話人)+大橋香奈(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科博士課程) 2 場所と生活を記録する方法 ──移動前提社会や複雑なコミュニティでは、場所の記憶のような抽象的で視覚化され得ないものを把握することは、より困難なことだと思います。そうした対象の記録のあり方を、いくつかの異なる角度から考えてみたいと思います。 まなざしの差異と相互作用 松本──場所の記憶というものは、じつは非常に複雑なものです。人はこれまで移動を繰り返してきました。例えば、戦時中、多くの人々が「内地」を離れ、「外地」や占領地に移住しました。戦後、南国パラオから引き揚げてきた人々が、宮城県の蔵王に集団で入植しました。彼らはその場所を「北原尾(きたはらお)」と名づけて暮らしはじめました。北のパラオという意味です。あ