【みんなの知識 ちょっと便利帳】ものの数え方・助数詞【や行−や】

【知識】『貞丈雑記（天保14年 [1843年] ）』に「矢二すじを一手と云う事は、的矢にかぎりたる事なり。外の矢をば一手・二手とはいうまじきなり。一つ・二つ、一すじ・二すじと云うべし。但し一手四目・一手神頭などとは、一手こしらえたるなれば、一手というべし」と見られる。 作品を見る 【参考】林不忘 「若き日の成吉思汗 ――市川猿之助氏のために――」： 下の砂漠からこの望楼へも、一二本矢が飛んで来る。二人はあわてふためいて、石畳に身を伏せる。同じく上手の扉から、花剌子模（ホラズム）国より蒙古教化に派遣されている回々（ふいふい）教僧侶、よろぼいいず。 【参考】国枝史郎 「世界の裏」： 俄（にわか）に兵器の製造に着手し、日毎（ごと）に、楯百四十箇、刀剣三百振、鎗五百筋、矢一千本ずつを作り、同時に、無数の投石機をつくり、尚（なお）、婦女は頭髪を切って弓弦とし、 【参考】佐々木味津三 「旗本退屈男 第