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【日本市況】長期金利上昇、日銀国債買い入れ大幅減額警戒-円は下落
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【日本市況】長期金利上昇、日銀国債買い入れ大幅減額警戒-円は下落
10日の日本市場では株式相場が取引終了にかけて強含み、東証株価指数(TOPIX)と日経平均株価はと... 10日の日本市場では株式相場が取引終了にかけて強含み、東証株価指数(TOPIX)と日経平均株価はともに終値ベースで史上最高値を更新した。9日に行われた債券市場参加者会合を受け、日本銀行の国債買い入れが大幅に減額されるとの観測が強まり、金利上昇による収益改善期待から保険や銀行など金融株が買われた。 債券相場は下落し、長期金利は上昇。円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が早期利下げに慎重な姿勢を維持し、海外市場でドルが買われた流れから対ドルで161円台半ばに下落した。 日銀が前日開いた債券市場参加者会合では、メガバンク3行と複数の証券会社が日銀に国債買い入れの積極的な減額を求めたことが複数の関係者への取材で分かった。日銀は具体的な減額計画を提示しなかった。 メガバンクと証券、国債購入の積極的な減額を主張-日銀の実務者会合 セゾン投信の瀬下哲雄マルチマネジャー運用部長は、国債買