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ハチミツによる乳児のボツリヌス症 | 消費者庁
甘くて美味しいハチミツですが生後1歳未満の乳児には与えてはいけません!乳児ボツリヌス症を発症するこ... 甘くて美味しいハチミツですが生後1歳未満の乳児には与えてはいけません!乳児ボツリヌス症を発症することがあります。特に乳児のいるご家庭や児童福祉施設等は、以下のQ&Aを参考にしてください。 普段乳児のお世話をしていない方への情報提供も重要です。 ボツリヌス菌は、乾燥や熱に強い「芽胞(がほう)」を形成する菌で海、川、湖や土壌に広く存在しています。「芽胞」は、酸素の少ない状態で発芽して増殖し、極めて強い毒素を産生します。また、芽胞の状態では、一般的な細菌と異なり、100°C数分間の加熱でも生き残ることがあります。 生後1歳未満の乳児においては、腸内環境が成人とは異なり、腸管内でのボツリヌス菌の定着と増殖が起こりやすいとされます。ボツリヌス菌は、芽胞(がほう)を形成しますが、この芽胞で汚染された食品を乳児が食べると、腸管内で発芽、増殖して、毒素を産生して乳児ボツリヌス症を発症することがあります。