【J1名古屋の前半戦を総括】逆転勝ち3度と粘り強く2010年の初V時にも似た好成績 直近5戦は10失点と守備に課題も：中日スポーツ・東京中日スポーツ

名古屋グランパスは23日のG大阪戦（パナスタ）でリーグ前半17試合を消化。9勝3分け5敗、勝ち点30の6位で折り返した。年間34試合が定着した2005年以降では、J1初優勝した10年の勝ち点35、11年の同33に次ぐ成績。昨季最終盤に就任したマッシモ・フィッカデンティ監督（52）体制での前半戦を振り返り、後半戦への課題を探る。 今季、堅守を軸としたスタイルへの転換を図ったグランパス。昨季最終節まで残留争いしたチームは年間1試合平均1・47失点だったが、完封6度など平均1・06失点まで改善された。8月23日の川崎戦（豊田ス）では被シュート12本ながら零封し、1―0でリーグ唯一の土を付けた。

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「指揮官（マッシモ・フィッカデンティ監督）は『グランパスとやる時には呼吸する余裕すらない、コテンパンにされたというサッカーをしたい』と、攻守に隙のないチームを理想に掲げる」