人間国宝の茶道具で一服 岐阜・多治見のとうしん美濃陶芸美術館で呈茶会：中日新聞Web

人間国宝の作家が手がけた茶道具を使う呈茶会が二十二日、多治見市虎渓山町のとうしん美濃陶芸美術館で開かれた。三十人余が参加し、特別な一服を楽しんだ。 美術館を運営する東濃信用金庫の百周年を記念して開催中の「美濃陶芸六人の人間国宝展」の関連行事として同館が企画。所蔵品の人間国宝の作品を実際に使用する呈茶会は初めて。 席主は多治見市滝呂町の茶道家・陶芸家、沼尻宗真（そうしん）（本名・真一）さん（５４）らが務め、地元の陶磁器関係者らが茶道を学ぶ「かまわ庵（あん） 漢塾（おとこじゅく）」も協力した。茶席には、近隣の虎渓山永保寺の中村文峰（ぶんぽう）前住職の書も掲げられた。沼尻さんは「禅の道は美濃焼の美の道を追究する人間国宝の道にもつながると思い禅と陶芸を融合させようと選んだ」と話す。 参加者たちは、普段はガラス越しでしか見られない貴重な作品を手に、緊張した表情で味わった。妻と参加し、加藤孝造さん（８

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とうしん美濃陶芸美術館のコレクションはすごいよ。https://www.shinkin.co.jp/tono/toshin/manabi/index.html