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みなまたの民話「三番曲りの古狸」
むかし、岩井川内から山木場に行く途中の三番曲りと呼んどる付近に、大きな古狸が棲んでおったげな。こ... むかし、岩井川内から山木場に行く途中の三番曲りと呼んどる付近に、大きな古狸が棲んでおったげな。こん狸ゃ三番曲りへんから大境の先の荒平あたりまでば縄張りにしとって、山道の寂しか場所に、目ン覚むるごたるよか女子に化けて、通るもんば片っ端から騙くらかして良か気色になっとった。ここは昔しゃとにかく大木の繁って昼でん薄暗うしてわざばいかごたる薮くら道じゃった。“こっけ狸に化かされる“ちゅう噂が広がり、夜更けは滅多に人は通るうとせんじゃった。 ある晩のこつ、一人の男が抜き差しならん用件で仕様んなしにここを通りかかった。なるべく周囲は見らんごつして道ば急いどった。どんくらい歩いたろうか。生ぬーっか風がふわーっと男の面ばひとなでした。男はふっと顔ば上げて何の気なしに前の方ば見た。すると目ん前が明るうなって、そけよか女ごの立っとるじゃなかな、男は一目見るなり物の化に憑かれたごっなって、わがば忘れてうっとりと