アナレンマ｜soraのタネ

毎日同じ時刻の太陽を観察すると，１年かけて位置が変化します。しかし，その軌跡は，直線ではなく８の字を描きます。 この不思議な現象を「アナレンマ」といいます。アナレンマは，日によって太陽の南中時刻が変化することを示しています。 こうした現象が起こるのは，地球の公転軌道が楕円であることと，公転軌道を動く速度が一定ではないことが原因です。 日の出・日の入りは季節によって変化しますが，正午にはいつも太陽が真南（南中）にあると予想されます。 しかし，今日真南にある太陽が，明日再び真南に来るするまでの時間はピッタリ24時間ではないので，１日ごとに南中時刻がずれます。 このような南中する時刻が１年の間に変化することで生まれるズレを「均時差」と呼びます。 地球が太陽に近い位置（近日点）にあるときは，単位時間当たりに公転で進む距離は大きくなり，逆に地球が太陽から遠い位置（遠日点）にあるときは，進む距離が小さ

[kikai-taro]

なぜ昼の時間の長さの最長・最短と日の出・日の入時刻の最早・最遅の日がずれるのかを理解するのに必要な「均時差」を理解するのに良い教材。