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研究室でのLLブック制作の取り組み(野口武悟) | 障害保健福祉研究情報システム(DINF)
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研究室でのLLブック制作の取り組み(野口武悟) | 障害保健福祉研究情報システム(DINF)
専修大学文学部教授 野口 武悟 1.はじめに みなさんは、LLブックをご存じだろうか。はじめて聞いた... 専修大学文学部教授 野口 武悟 1.はじめに みなさんは、LLブックをご存じだろうか。はじめて聞いたという人もいるかもしれない。いや、むしろ、そういう人のほうが多いというのが日本の現状だろう。筆者の研究室では、現在、ゼミナール活動の一環としてLLブックの制作に取り組んでいるのだが、本稿ではその経緯と制作活動の概要を中心に報告したいと思う。 2.LLブックとは何か LLブックとは何なのかをはじめに説明しておかなければならないだろう。 LLブックのLLはスウェーデン語のLättläst(やさしく読みやすい)の略であり、つまり、LLブックは"やさしく読みやすい本"という意味である。ただし、"やさしく読みやすい本"といっても、乳幼児や小学生くらいまでの子どもを対象とした作品のことではない。知的障害などの障害があったり日本語を母語としていないなどのために読むことに困難を伴いがちな中学生以上の青年(