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使用済の核燃料を陸上で安全に保管する「乾式貯蔵」とは?
茨城県にある東海第二発電所の乾式キャスク 原子力発電所で発電のために使われたウラン燃料は、使い終わ... 茨城県にある東海第二発電所の乾式キャスク 原子力発電所で発電のために使われたウラン燃料は、使い終わって「使用済燃料」になると、再処理されるまでの間、全国の原子力発電所の敷地(サイト)内や中間貯蔵施設で一時的に貯蔵されます。現在貯蔵されている使用済燃料の量は、ウランの量で約19,000トン。これらを安全に管理するために、どのような方法がとられているのでしょうか?今回は、貯蔵手法の中でもあまり知られていない「乾式貯蔵」の方法について見てみましょう。 使用済燃料の貯蔵方法は「湿式」と「乾式」の2種類 日本では、原子力発電の使用済燃料から再利用可能なプルトニウムやウランを取り出して(再処理)、「MOX燃料(使用済燃料を再処理して回収したプルトニウムやウランなどからできた燃料)」に加工し、もう一度発電に利用する「核燃料サイクル」という取り組みがおこなわれています(「『使用済燃料』のいま~核燃料サイク
2022/03/11 リンク