羅臼コンブ漁始まる 浜に活気：北海道新聞 どうしん電子版

【羅臼】根室管内羅臼町で１７日朝、最高級だし用コンブとして知られる天然の羅臼コンブ（オニコンブ）の漁が始まった。時折晴れ間がのぞく曇天のもと、町内一帯の前浜に約１６０隻の舟が並び、にぎわいを見せた。 午前７時半、あらかじめ漁場で待機していた漁業者たちは、漁の開始を告げる笛の音とともに一斉に箱メガネで海中をのぞき始めた。先端が二股になった長さ５メートル以上の棒状の漁具「マッカ」を水深２メートルほどの海底に挿し込み、ねじり取って水揚げする作業を繰り返すと、舟は艶がかった茶色のコンブで山積みになっていった。

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（道新）根室管内羅臼町で１７日朝、最高級だし用コンブとして知られる天然の羅臼コンブ（オニコンブ）の漁が始まった。時折晴れ間がのぞく曇天のもと、町内一帯の前浜に約１６０隻の舟が並び、にぎわいを見せた。