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【第1回】仏法とは何か 筑波大学名誉教授 伊藤益
1 仏教の開祖、すなわち最初に仏法を説いた人物が釈尊(ゴータマ・ブッダ)であることは、今日、洋の東... 1 仏教の開祖、すなわち最初に仏法を説いた人物が釈尊(ゴータマ・ブッダ)であることは、今日、洋の東西を問わず広く知られるところとなっています。しかし、その教えが元来どのようなものであったのかという点は、あまり理解されていないように見うけられます。仏(ほとけ)の教えなど理解したところでさしたる意味はあるまい、と考える現代人が増えたためかもしれませんが、それよりも問題なのは、言語の壁が理解をはばむという事態ではないかと思います。釈尊は、パーリ語のなかで日常生活を営みつつ思索していたようですが、一部のすぐれた文献研究者をのぞいて、この言語を解しうる人は、現代にはほとんどいないであろうと推察されます。数多くの現存仏典に使われるサンスクリッド語やチベット語がわかる人もまれでしょう。釈尊の教えに直接触れることのできる人があまりに少ないというこの事実は、仏教の衰退とけっして無関係ではないと思われます。直