世界初！スマホ盗撮で「ＷＡＲＮＩＮＧ」、ＬＥＤ照明でカメラ機能制御…立命大、新システム開発

立命館大理工学部の熊木武志講師（電子情報工学）らのグループは３日、発光ダイオード（ＬＥＤ）照明による信号で、一定の空間にあるスマートフォン（高機能携帯電話）のカメラ機能を制御できるシステムを開発したと発表した。こうしたシステムは世界初で、駅などでの盗撮防止への活用が考えられるという。 熊木講師らは、ＬＥＤ照明の明るさを人間が感知できない程度に変化させる装置と、光の強弱による信号を読み取ってスマホのカメラ機能を制御する専用のアプリを開発した。 このＬＥＤ照明のある場所で専用アプリを組み込んだスマホのカメラ機能を起動すると、あらかじめプログラムされた制御が働き、画面に警告を表示したり撮影できなくなったりする。 駅構内や商業施設などでの盗撮防止のほか、飲食店などで不適切な行為を撮影し、ツイッターに投稿する行為などへの対策にもなると考えられている。