【識者の眼】「新型コロナウイルス感染症：軽症者に外来でPCR検査を行ってはいけない理由」川口篤也｜Web医事新報|日本医事新報社

2022.02.04 「マイページ」が使いやすく変わりました！（シリアル登録、コンテンツ検索がスムースに） 【識者の眼】「新型コロナウイルス感染症：軽症者に外来でPCR検査を行ってはいけない理由」川口篤也 国内の新型コロナウイルス感染症患者数は、2月29日12時時点で、チャーター便、クルーズ船の患者を除いて197例となった（厚労省ホームページ）。ここにきて国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、市中感染のフェーズに入ったと言わざるを得ない。そのような中で政府は3月中を目処に新型コロナウイルスのPCR検査を保険適用にすることを発表した。これは一見朗報と捉える向きもあるが、個人的にはむしろ感染を拡大させることを危惧している。確かに、入院中の肺炎患者でもPCR検査が断られた事例（検査件数の上限があるためやむを得ないこともある）がなくなることや、保健所を通さずに医師が

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1. 外来受診者が増える。 2. 発熱者外来受診者間で濃厚接触。 3. マスクが必要、不足。 4. マスクで不適切な取り扱いがあるとリスクが上がる。 5. 一部の医療機関に集中が起きる 6. PCR検査の精度が低い（おそらく70%以下？）