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Vol.8 大貫妙子
「静謐」「繊細」「透明」といった言葉で、その音楽性を形容されることの多い大貫妙子さんは、一方でタ... 「静謐」「繊細」「透明」といった言葉で、その音楽性を形容されることの多い大貫妙子さんは、一方でタフな行動力の持ち主でもある。これまでも自分の好きなものを追い求めて世界中に足を運び、音楽をつくり上げ、文章を記してきた。日々の暮らしの「基本」は大切にするが、新しいことと出会うためには日常からの逸脱も厭わない。そんな大貫さんの姿勢のルーツは、どこにあるのだろうか? 少女〜学生時代を東京・杉並区周辺で過ごし、1973年、21歳の時に山下達郎さんらとシュガー・ベイブを結成するまで。ジャンルを問わずに音楽を聴き続ける中で、映画を通してウッドストックから受けた大きな衝撃。「ロック・シンガーにはなれなかったけれど、私は今でもロック」と語る大貫妙子さんが体験した「逸脱と自由への第一歩」。 「妙子さんは歌を伸ばしたほうがいい」 ——音楽との出会いからお話を伺えればと思います。 大貫 昔の話となると、記憶は断片
2018/07/31 リンク