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【漢方解説】イライラに抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)|緑の漢方セラピー|クラシエ
神経が高ぶっていらだちやすい方向けの漢方薬「抑肝散加陳皮半夏」漢方では、「肝」という考え方があり... 神経が高ぶっていらだちやすい方向けの漢方薬「抑肝散加陳皮半夏」漢方では、「肝」という考え方があり、文字通りの「肝臓」という意味だけでなく、精神や自律神経の機能・はたらきも含めた幅広い概念として考えています。「肝が高ぶる」とは、精神が高ぶることであり、怒りやイライラが現れます。また、「血(けつ)」が不足していると、ストレスに対する耐性が低くなってしまいます。そのため、「血」の不足で、ちょっとしたストレスでも「気」のめぐりが阻害され、イライラ、怒りっぽい、などの症状が出てしまいます。とくに、「気」のめぐりが悪く、その怒りが強い場合は、いわゆる「感情を抑えられない、物に当たる・・・」といった行動をとってしまうことがあります。 「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」は、「肝」の高ぶりを抑える作用のある「抑肝散」に「陳皮」と「半夏」を加えた処方。自律神経系の調節をしながら「血(けつ)」を
2021/07/14 リンク