「ゲームより人間らしく深い」任天堂の宮本茂フェロー、マリオ映画に手応え｜経済｜地域のニュース｜京都新聞

任天堂を代表するゲームキャラクター「マリオ」の初めてのアニメーション映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が２８日、国内で公開される。マリオの生みの親である代表取締役フェローの宮本茂さん（７０）が京都新聞社のインタビューに応じ、ゲームの枠を飛び出して成長する自社キャラクターへの手応えを語った。 作品はアニメ映画「ミニオンズ」などで知られる米製作会社イルミネーションと任天堂が共同制作し、今月５日に北米で先行公開された。公開から５日間の世界興行収入は、米メディアの報道によると推定３億８０００万ドル（約５００億円）に上り、大きな話題と人気を集めている。 初めてアニメ化されたマリオについて、宮本さんは「ゲームを知らない人も、家族で見ても、退屈せずに楽しめるという手応えはある。登場する一人一人のキャラクターがゲーム中よりも人間らしく、深みがある」と魅力をＰＲした。 マリオの映像化は、任天堂の

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“制作期間は６年だが、構想が生まれたのは約１２年前という。作品の内容は納得するまでイルミネーション側と何度も議論し、物語の脚本は完成まで約３年”