大阪北部地震、１９日も交通乱れ 京都旅行の観光客ら不安 : 京都新聞

通勤・通学時間帯のダイヤの乱れが続き、駅員に問い合わせする人の姿も目立ったＪＲ京都駅の中央改札口付近（１９日午前９時１２分、京都市下京区） 大阪府北部地震の影響で近畿地方では１９日も鉄道のダイヤが乱れ、京都、滋賀と大阪方面を結ぶ路線などで運休や遅れが相次いだ。ＪＲ京都駅（京都市下京区）では、前日に帰宅困難になった人が余震を心配しながら早めに職場や学校へ向かったり、観光客が列車の遅延にうんざりした表情で時刻表を見つめたりしていた。 ＪＲ西日本によると、１８日に運転を終日見合わせていたＪＲ山陰線京都－胡麻間と奈良線が１９日に再開した。一方で東海道線京都－吹田間で運転を一時見合わせるなど、近畿では特急１７本を含む約３００本が運休か遅延し、約１８万人に影響が出た。 山陰線を利用した亀岡市の男性会社員（４１）は、「昨日は電車で亀岡駅を出たところで地震に遭い、自宅待機となった。今日はいつもより３０分早