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三教指帰|空海の著作ペディア -エンサイクロメディア空海-
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三教指帰|空海の著作ペディア -エンサイクロメディア空海-
『三教指帰』は弘法大師空海が延暦16年(797)12月に作ったように書いてあり、空海24歳の時の... 『三教指帰』は弘法大師空海が延暦16年(797)12月に作ったように書いてあり、空海24歳の時の作品である。けれどもほとんど同じ内容の『聾瞽指帰』も同年月の作となっている。その両者を比べてみると、その相違は序文と巻末の十韻の詩はちがうが、その他の大部分ではほんの少し字句をかえている。そして細かく比較したところ、『聾瞽指帰』が原作で、『三教指帰』はそれを書き改めたように見える。前者における誤字を後者で訂正している箇所があるから、『三教指帰』は後に修正されたものと考えてよい。 中国の古典に通じ雄弁である亀毛先生が兎角公の邸に来る。公の外戚の甥に蛭牙という不良少年がいる。賭博や狩猟を事とし、不道徳で酒色に耽る者である。兎角公は亀毛先生に蛭牙を矯正して欲しいと依頼する。亀毛はいう。賢者は少なくて、悪に耽る者が多いけれども、人は教えによってその性を直すことができる。蛭牙は孝行でなく、狩猟・博奕を好み