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OECD/DACにおけるODA実績
OECD開発援助委員会(DAC)においては、2018年のODA実績から、従来の支出純額(ネット)方式に代えて、... OECD開発援助委員会(DAC)においては、2018年のODA実績から、従来の支出純額(ネット)方式に代えて、贈与相当額計上方式(注)が標準のODA計上方式として導入された。この方式によると、OECD/DACが公表した我が国の2023年のODA実績(暫定値)は、DACメンバー中、米国、ドイツに次ぐ第3位(円ベースでは前年比19.7%増、米ドルベースでは12.0%増)。 (注) 贈与相当額計上方式(Grant Equivalent System:GE方式)は、政府貸付等について、贈与に相当する額(贈与相当額)をODA計上するもの。贈与相当額は、支出額、利率、償還期間等の供与条件を定式に当てはめて算出され、供与条件が緩やかであればあるほど額が大きくなる。 従来の支出純額(ネット)方式においては、日本の政府貸付等は、過去の貸付の回収額がマイナス計上されることによって相殺されてしまい、合計がマイナ