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仙台女子アナ日記【2】 3・11の闇の中で「世界終末」の言葉浮かぶ
早坂牧子(はやさか・まきこ)さんは、1981年東京生まれ。2005年、仙台放送にアナウンサーとして入社。... 早坂牧子(はやさか・まきこ)さんは、1981年東京生まれ。2005年、仙台放送にアナウンサーとして入社。スポーツ、情報番組で活躍する。3月11日、仙台で東日本大震災に直面した彼女は、どのように仕事し、何を悩み、そして考えたのか。以下は、早坂さんによる、全7編のリポートである。(早坂さんは2011年4月、同社を退職、フリーアナウンサーとして再出発した) * * * 私たちクルーは、仙台放送が捉えた津波の映像を見て悩みました。このまま市内にとどまるのか、沿岸部の取材応援に行きくべきなのか。「兵隊」なので勝手に動くことはできない。しかし本社から持ち出してきた無線機がなぜか通じず(あとで技術の人間によると、消防など一斉に無線を使ったのでそういうトラブルになったのではないか、ということでした)、ただ立ち往生するばかり。 時刻は16時半、空から無情にも雪が舞い降りてくる。中央分離帯に避難した人たちは文
2011/05/04 リンク