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小松左京氏 阪神大震災時のTVによるヘリ空撮に疑問抱いてた
SF作家の草分けで、ベストセラー『日本沈没』などを著した小松左京氏が、7月26日に亡くなった。80歳だっ... SF作家の草分けで、ベストセラー『日本沈没』などを著した小松左京氏が、7月26日に亡くなった。80歳だった。そんな小松氏は、1995年、阪神大震災直後のインタビューで、首都圏で大地震が起こった場合どうなるか、そのシミュレーションを語っていた。(週刊ポスト1995年2月3日号より) * * * 今回(阪神大震災)と同程度の地震が東京を襲ったとしたら、どうなっていたでしょうか。 関西に比べ防災体制は整っているとはいえ、今回は神戸の高速道路の崩壊やウォーターフロントでの液状化現象など、起きないだろうといわれていたことが、すべて現実に起きてしまった。これでは従来のシミュレーションをやり直す必要が出てきたのではないでしょうか。 なぜビルが倒れたのか、なぜ大火が発生して延焼が食い止められなかったのか。問題はたくさんあります。防災シミュレーションは、今回のような貴重な体験が生かされなければなりません。
2011/07/29 リンク