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日本の二枚舌外交に米は“何だあの野郎と思う”と小沢氏指摘
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日本の二枚舌外交に米は“何だあの野郎と思う”と小沢氏指摘
2012年、日本政治の大きな争点の一つがアメリカが主導するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加問題だ... 2012年、日本政治の大きな争点の一つがアメリカが主導するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加問題だ。実利を求めて参加するのか、同盟のために参加するのか、民主党政権の腰は定まらない。政治ジャーナリスト・渡辺乾介氏(『小沢一郎 嫌われる伝説』著者)が小沢一郎・元民主党代表に民主党外交について聞いた。 * * * ――憲法の前文には、「国際社会において、名誉ある地位を占めたい」という一節がある。しかし、TPP論者の主張は、欧米依存症ないしはアメリカ恐怖症の人たちが煽っている印象だ。対米、対中の狭間でどちらつかずで揺れたまま。結局、両方に相手にされなくなる。 小沢:アメリカだってもうイライラして、日本なんか相手にしていない。だから、例えばTPPでも「野田首相はオバマ大統領にこういった」とアメリカが発表したでしょう。すると、日本政府は「そんなこといっていない」なんていう(※)。 この日本の二枚