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脳の老化「高齢になると3分20秒が3分に感じる」と専門家
フジテレビ系のバラエティー番組『ホンマでっか!?TV』でもお馴染みの脳科学者・澤口俊之氏が「脳の老化... フジテレビ系のバラエティー番組『ホンマでっか!?TV』でもお馴染みの脳科学者・澤口俊之氏が「脳の老化」について説明する。以下は澤口氏の解説だ。 * * * よく、高齢になるほど、時間を短く感じるといいますが、その理由は脳の老化です。例えば、70才以上になると、時間を実際の時計時間よりも10%ほど短く感じるため、3分20秒を3分くらいに感じます。 また、加齢以外にも、感情や注意・集中、運動などによっても脳内時計の進み方は変化します。これは、脳内時計には脳内ホルモンが大きく関与していて、特にドーパミンとノルアドレナリンが、脳内時間システムに強い影響を及ぼしているからです。 例えば、怖い思いをしている時間が長く感じられるのは、恐怖感とともにノルアドレナリンが増えて脳内時計が遅くなるせいです。楽しい時間はドーパミンが増えるため、脳内時計が速くなり、時間を短く感じます。退屈しているとドーパミンがさほ
2012/09/14 リンク