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クイズダービー 正解率低かった篠沢教授が人気者になったワケ
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クイズダービー 正解率低かった篠沢教授が人気者になったワケ
いまやテレビのレギュラー番組が視聴率40%を記録するなどということはほとんどなくなったが、1970~198... いまやテレビのレギュラー番組が視聴率40%を記録するなどということはほとんどなくなったが、1970~1980年代には、そんなお化け番組がいくつもあった。そのうちのひとつ、5人の解答者に、出場者が持ち点を賭けるという競馬スタイルの『クイズダービー』(1976~1992年、TBS系)は、開始当初こそ視聴率は低迷したが、1年後には視聴率30%を超え、最高視聴率40.8%を記録する人気番組となった。プロデューサーを務めた副島恒次氏がこう語る。 「開始直後は複雑なルールの説明に時間がかかり、視聴者がついてこれないばかりか、司会の大橋巨泉さんが最も得意とするアドリブトークが発揮できずに苦戦しました」 解答者を6人から5人に、出場者を4組から3組にするなど改良に改良を重ねたのが結果につながった。成功の秘訣を「出演者やスタッフみんながあたかも神輿を担ぐようにしていたから」と副島氏は分析している。 「番組ス