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再び激震が走る暗号資産(仮想通貨)市場:大手取引所FTXの破綻懸念
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再び激震が走る暗号資産(仮想通貨)市場:大手取引所FTXの破綻懸念
FTXのリスクの高いビジネス、透明性の低さ、ガバナンスの欠如が浮き彫りに 今春にはステーブルコイン「U... FTXのリスクの高いビジネス、透明性の低さ、ガバナンスの欠如が浮き彫りに 今春にはステーブルコイン「USテラ」の暴落が、暗号資産(仮想通貨)市場に激震をもたらしたが、足元では再び強い逆風が生じている。暗号資産取引所大手FTXトレーディングの破綻懸念とともに、暗号資産市場の信頼性が再び揺らいでいるのである。底流にあるのは、リスクの高い事業内容とその透明性の低さ、さらにガバナンスの欠如だ。 FTXは、暗号資産の顔とされるサム・バンクマンフリードCEO(最高経営責任者)によって2019年に創業された。そこに数十のシリコンバレーやウォール街の大物投資家らが、20億ドル近くもの投資を行ってきた。ベンチャーキャピタル(VC)投資会社セコイア・キャピタル、セコイア、オンタリオ州教職員年金基金(OTPP)、ソフトバンクグループ、韓国サムスン電子のVC部門、アクティビストのダニエル・ローブ氏率いるヘッジファ