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アトピー性皮膚炎の痒みの原因を解明するとともに、その阻害剤を発見 | 佐賀大学広報室
【研究者】 代表者:医学部 出原 賢治 分担者:医学部 布村 聡 協力者:富山大学医学部 北島 勲、... 【研究者】 代表者:医学部 出原 賢治 分担者:医学部 布村 聡 協力者:富山大学医学部 北島 勲、富山大学薬学部 歌 大介 【研究成果の概要】 アトピー性皮膚炎は強い痒みを示すことが特徴であり、痒みは日常生活において大きな支障となるとともにアトピー性皮膚炎の悪化の原因ともなるため、その原因の解明と治療薬の開発が緊急の課題となっています。 我々は、強い痒みを示すアトピー性皮膚炎モデルマウス(FADSマウス)を数年前に開発し、アトピー性皮膚炎における痒みの原因の探究を可能としました。 今回、アトピー性皮膚炎患者の皮膚組織で作られるペリオスチンが、知覚神経に作用して痒みを引き起こすとともに、その阻害剤が痒みを著明に改善することを、FADSマウスを用いて見出しました。 具体的には、FADSマウスにおいてペリオスチン遺伝子を生まれつき欠損させると、著明に痒みが改善するとともに、ペリオスチン阻害剤(
2023/01/13 リンク