５００円のボンカレーに１２５０円のマヨネーズ…高付加価値商品が相次ぎ発売 - 産経ニュース

５００円（税別）のレトルトカレー、１瓶１２５０円（同）のマヨネーズなど、価格を過去最高水準に引き上げた高付加価値商品の発売が相次ぐ。デフレ脱却の動きの中で、価格よりも品質へのこだわりを求める消費者が増えていることに対応するためだ。同時に、食品メーカー各社も、高価な商品の追加で、平均単価を引き上げる狙いもある。 大塚食品は３日、国産の野菜やこだわりの材料を使ったレトルトカレーの最上位品「Ｔｈｅボンカレー」を１２日に発売すると発表した。柔らかくなるまでじっくり時間をかけて下ごしらえした牛すね肉を使うほか、２段仕込みで最適なとろみを出している。 これまで２５０円が最高だったが、一気に倍の価格まで引き上げた。 キユーピーも３日、高級卵を使ったマヨネーズ「卵を味わうマヨネーズ」を３月２日に発売すると発表。一般の卵よりも生臭さを減らしている「エグロワイヤル」を使っている。卵黄のうま味成分を引き出すため

[paravola]

国内の食品各社は、円安による原材料価格の高騰で、値上げを余儀なくされるケースが相次いでいる。高付加価値商品の投入は、消費者に値上げを意識させないメリットもある