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加工食品の原料原産地表示 「輸入または国産」もOK(1/3ページ)
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加工食品の原料原産地表示 「輸入または国産」もOK(1/3ページ)
政府がレトルト食品や菓子など国内で製造された加工品の原料原産地表示の拡大を検討している。これまで... 政府がレトルト食品や菓子など国内で製造された加工品の原料原産地表示の拡大を検討している。これまで一部に限られていた表示対象を全ての加工食品に広げようというもの。有識者で構成する国の検討会は今月、新ルールの素案を提示したが、「輸入または国産」などはっきりしない表示も認めるとしており、消費者から反発の声も上がっている。(平沢裕子) ◆狙いは「国産」消費 消費者意識の高まりなどから平成12年に始まった加工食品の原産地表示の義務付け。当初は、梅干しとらっきょう漬けだけだったが、現在はうなぎのかば焼きなど4品目と、魚の干物など22食品群に増えた。「表示義務付けで消費者が国内産を選びやすくなれば、国内の生産者にもメリットになる」と消費者庁は意義を説明する。 表示対象の拡大はこれまでも度々議論されてきた。しかし、包装の変更などにコストがかかることから事業者の反対が強く、見送られてきた経緯がある。 しかし