建築から見る日本近代化 世田谷美術館で竹中工務店の文化史

■神社仏閣、美術館など紹介 企業の歴史や関連資料を展示、紹介する世田谷美術館（世田谷区）の「企業と美術」シリーズが好評だ。現在は「竹中工務店４００年の夢－時をきざむ建築の文化史－」が１９日まで開催中。創業以来、４００年の歴史をもつ同社の仕事を通じ、日本近代化の過程を「建築」の視点から見ることができる。 代表的な建築作品を、神社仏閣を造営した「はじまりのかたち」、革新的な技術を駆使した「夢を追うかたち」、美術館や博物館を紹介する「感性を育むかたち」など８つのカテゴリーに分類し、写真や模型、図面などで紹介している。 それぞれの時代の景色や造形感覚を反映した美術作品、企業や歴史的なイベントの宣伝材料といったグラフィックに類する資料も展示した。 期間中は講演会やワークショップなどのプログラムも用意。１１日には「竹中工務店が語る六つのかたち」（午後２～５時４５分）と題した講演会を開催。「出会いのかた

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