【プロ野球】巨人の田口、チームを救う力投「気持ちだけは負けないように」

中日対巨人 ４回、満塁のピンチに打者・平田を左飛に仕留めた巨人先発の田口麗斗＝２１日、ナゴヤドーム（撮影・荒木孝雄） チームを優勝戦線に踏みとどまらせる力投だった。高卒２年目の巨人・田口が中日を六回途中まで無失点に抑え、６月２日以来の３勝目。「勝つしかない状況の中で勝てた」と喜んだ。 最大のピンチは１点リードの四回２死満塁。平田にフルカウントから直球勝負を挑み、フェンスぎりきりの左飛に打ち取った。「とにかく気持ちだけは負けず、力のこもった球を投げた結果」と胸を張る。 ８月２３日の広島戦では二回１死一、三塁で打席に立ち、スクイズを空振り三振。三走もタッチアウトで併殺と攻撃面でまずいプレーもあったが、この日は２度の送りバントをきっちりと決め、味方の攻撃のリズムも作った。 五回無死一塁では高いバウンドの投ゴロに飛びつき、二塁へ送球。併殺を完成させる好フィールディングも見せた。「練習の成果が出せた

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