【ＧＯ ＴＯ ＴＯＫＹＯパラリンピック】ボッチャ界の孫悟空・杉村、必殺技「スギムライジング」で金

２０２０年東京パラリンピック開幕まで、３０日で３９２日。競技の魅力などを紹介する月イチ特集の第１６回は、今月上旬に行われたボッチャのアジア・オセアニア選手権（韓国）で個人銀メダルの杉村英孝（３７）＝伊豆介護センター＝を特集する。１６年リオデジャネイロ大会団体銀メダリストは、東京大会で個人＆団体の２冠を目標に掲げる。人気アニメ「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空に例えられる第一人者が得意とする必殺技とは－。 （取材構成・石井文敏） ７月２１日、杉村はＮＨＫが主催するパラリンピックのイベントに出演するため、東京・渋谷区のヒカリエホールを訪れた。休日でにぎわう大都会。２０２０年東京大会の金メダル有力候補は注目を集め、ファンに囲まれた。 「『杉村選手ですか？』と話しかけられ『サインもらえますか？』と声をかけてもらった」 杉村は高校３年時、入所していた施設の先生と一緒に見たビデオをきっかけに競技を始め

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#フクシ・エントリ “(密集するボールの上に自分のボールを乗り上がらせ得点圏に近づける「スギムライジング」は悟空が繰り出す「かめはめ波」のよう)杉村の戦略「寄せてはじく」を体現する得意技が金メダルへの鍵”