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本気度のシンクロ|PR誌「ちくま」特別寄稿エッセイ|角田 光代|webちくま
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本気度のシンクロ|PR誌「ちくま」特別寄稿エッセイ|角田 光代|webちくま
かつて私は、いろんな年代の、初対面に近い人たちの集う飲み会の席で、生涯一ドラマについてよく訊いて... かつて私は、いろんな年代の、初対面に近い人たちの集う飲み会の席で、生涯一ドラマについてよく訊いていた。二十代なら二十代の、五十代なら五十代の「今まで見たなかでいちばんのドラマ」がある。それ、ついこのあいだじゃないかと思うドラマを挙げる人もいれば、そういえばトレンディドラマってはやったよなと回顧することもあり、なかなかにおもしろかった。 しかしそのような質問を、韓国ドラマについてはできない。あまりに個人的な、個人的というよりもっと深い、個人の核の部分に触れるような質問に思えてしまうのだ。 実際は、韓国ドラマ好きの友人知人と、どのドラマがよかった、これは超おすすめ、○○が好きだったらこれも好きなはず、等々、情報交換はする。そして私は薦められたものは、ジャンルの好き嫌いにかかわらず、とりあえずぜんぶ見る。恋愛ものは苦手だけれど『その年、私たちは』も『トッケビ』も見た。五十話あるんだけどとことわり