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韓国現代劇『黄色い封筒』を吉祥寺シアターで観て! - nyoraikunのブログ
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韓国現代劇『黄色い封筒』を吉祥寺シアターで観て! - nyoraikunのブログ
7月6日(木)19時~20時50分、吉祥寺シアターで、韓国現代戯曲『黄色い封筒』を観てきた。シナリ... 7月6日(木)19時~20時50分、吉祥寺シアターで、韓国現代戯曲『黄色い封筒』を観てきた。シナリオセンターの人は2000円安く3100円で観られる。観客は超満員であった。 韓国の労働条件の悪さから組合活動に身を投じている人達の話で、自身の生活から、会社の要求に妥協して、過酷の労働に従事している者と、組合員との関係性も描かれていて、その心理の綾というものは、面白いところがあった。しかし、テーマが、日本でいう小林多喜二の『蟹工船』や『セメント樽の手紙』の労働条件に近い内容で、いまいち感情移入できない。芝居のクライマックスで、組合活動に消極的で浮いた存在だった男が、主人公と共に、労働条件改善を訴えて、高空籠城するというのには、自在錯誤の印象しか抱けなかったのは、私だけではあるまい。高空籠城とは、煙突などの誰もが目にする高いところに登り、旗を掲げ、労働条件の改善を訴える労組の手段というのだが、そ