ベストナインに異変 セは２２年ぶり巨人だけゼロ パは逆転現象

セ・パ両リーグは２４日、今季のベストナインを発表した。プロ野球担当記者らによる投票で選出される同賞で、異変が起こっている。 圧倒的な戦力でぶっちぎりのパ・リーグ連覇、２年連続日本一を達成したソフトバンクだが、選出されたのは外野手・柳田、指名打者・李大浩の２人だけだ。だが、この結果を見れば米大リーグ移籍を狙っている李、松田が流出してもダメージは小さいといえる。 一方、２位・日本ハムからは初受賞の投手・大谷、一塁手・中田、二塁手・田中、遊撃手・中島卓の４人とパではトップだ。４位・西武では３人が選出。捕手・炭谷、三塁手・中村剛、シーズン最多安打の日本記録を達成した秋山は、外野手で両リーグ唯一の満票（２２１）を獲得した。 最下位争いのオリックス、楽天のゼロは納得だが、３位・ロッテは外野手・清田だけ。順位と選出数が一致しない。 セ・リーグは１４年ぶりのリーグ優勝を果たしたヤクルトが最多の４人。初受賞