ロヒンギャ取材のロイター通信記者２人 逮捕 報道に圧力か | NHKニュース

ミャンマーの少数派ロヒンギャの人たちの人道危機を取材していたロイター通信の記者２人が、機密情報を入手したなどとして現地の警察に逮捕され、報道に圧力をかける狙いがあるのではないかと懸念の声があがっています。 ２人はロイター通信でロヒンギャをめぐる人道危機を取材していて、１２日の夜、警察官との食事会に招かれて最大都市ヤンゴンの飲食店に出かけたあと連絡がとれなくなっていました。２人は現在、取り調べを受けていて、情報を提供した警察官も合わせて逮捕されたということです。 ロイター通信は「報道の自由に対する露骨な攻撃で、憤慨している」という声明を発表し、２人の釈放を求めています。また、国際的なジャーナリストの団体や現地のアメリカ大使館も、報道に圧力をかける狙いがあるのではないかなどと、相次いで懸念を表明しています。 ラカイン州ではロヒンギャの武装勢力と政府の治安部隊の戦闘が起き、国連の推計で６４万人を