理性 - 素通りできなかった時のために

「論法の同型性」論法の危うさ - 吾輩は馬鹿であるで行われてる議論についてブコメしたが、その後コメ欄でまた議論が進んだようなので、現時点でのそれへの補足。 Sokalian氏いわく、 ホロコーストとトリアージの共通点はどこにあるか？「資源の希少性」と「合理主義」しかないのである。 つまり、ホロコーストとトリアージには共通点があることは認めている。一歩進展。 その後、 企業内の人員配置計画も、我が家の家計も、すべて「ホロコースト」と同型の論理に支えられている、と言えてしまう。 と続くのだが、私はこの時点で、もしかしてSokalian氏もhokusyu氏と同じ地点に立ってるのでは、と思った。 だって、 「資源の希少性」と「合理主義」をもって、企業内の人員配置計画とホロコーストを同型とするのが× なら、当然同じ論理で、 「資源の希少性」と「合理主義」をもって、経営学とホロコーストを同型とするのも

[hokusyu]

というか、少なくともエンジニアは多くの推測と異なりワイマール時代の保守改革派（反ユダヤ主義など有り）やナチスの支持母体のひとつですよ。

[K416]

読むのが遅れた。論点が整理されてる。「ホロコーストとは何か」（トリアージとは何か）を、事例として提示している論者が何を言ってるか分かる程度にはふまえておかないと、妥当か妥当じゃないか判断できんわな。