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火とぼし山 - みほようこの日記
火とぼし山8 きよは、次郎の笑顔をみたとたん、疲 れがいっぺんにふきとびました。 「次郎さん。この一... 火とぼし山8 きよは、次郎の笑顔をみたとたん、疲 れがいっぺんにふきとびました。 「次郎さん。この一週間、とても長か ったわ。時間が止まっているのではな いかと思ったくらい」 「おらも・・・」 二人は、再会できたことを、心から喜 びました。 「はい、次郎さん。むすびよ」 「むすび?」 「次郎さんに食べてもらおうと思って、 持ってきたの。さあ、食べて」 きよは、むすびをさしだしました。 「うまいっ」 「おいしいでしょ」 「うん。おいしい。きよちゃん。中に 入っている梅ぼしも、おいしいね」 「その梅ぼし、私がつけたの」 「へえー、この梅ぼし、きよちゃんが 漬けたんだ。上手につかっているね。 きよちゃん。このむすび、温かいけれ ど、どうしたの」 つづく 信州の諏訪湖には、「火とぼし山」と いう悲しい伝説があります。 「火とぼし山」は、その伝説をヒント にして、みほようこが書いた物語。