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技術者のレベルとソフトウェア開発の難易度(2): 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
ソフトウェア開発を続けていけば、自然とレベルが上がるということはありません。中級職人と上級職人の... ソフトウェア開発を続けていけば、自然とレベルが上がるということはありません。中級職人と上級職人の間には、大きな溝があります。上級職人になれるかどうかは、「新たな技術も含めて自分で常に学習を行い、自然と実践できている」ということです。これは、急にできるものではなく、初心者の頃から行っていくものです。それを行わずに、知っている知識だけで開発業務をこなすと、中級職人で終わってしまいます。中級職人に関しては、次のように拙著の中で解説しています。 このレベルは、多くのソフトウェアエンジニアが到達して、ここで停止してしまうレベルです。 つまり、五年以上のソフトウェア開発を経験して、30代になり、すでに過去の開発業務で使用している技術であれば、問題なく使用してソフトウェア開発を遂行できるレベルです。 このレベルで停滞すると、キャリアパスとしては危ない状態になってしまいます。とりあえず業務は遂行できるため
2019/04/13 リンク