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『共通感覚論』 - Yutaka Iida The Weblog
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『共通感覚論』 - Yutaka Iida The Weblog
情報学環の同級生たち数名で、2週間に一度、中村雄二郎『共通感覚論』(1979年)を精読する勉強会を始め... 情報学環の同級生たち数名で、2週間に一度、中村雄二郎『共通感覚論』(1979年)を精読する勉強会を始めた。現代美術を議論の軸としつつも、参加者のバックグラウンドがあまりにも違い、話がどうにも噛み合わないところがスリリングで面白い。大学の講義やゼミであれば、わりと容易に要点がまとまるところだろうが。 この勉強会に臨むに先立って、あくまでも自宅にある限りだが、中村氏の他の著作(『臨床の知とは何か』、『術語集』、『宗教とはなにか』など)、あるいは関連書籍を開いてみた。僕の関心からすると、科学哲学者の野家啓一氏が、生活世界の現場における共通感覚と実践的行為の連関から、歴史哲学におけるアクチュアリティズムの可能性を見出していることが、とても興味深い。 身体を軸にした諸感覚の統合がその力を発揮するのは、われわれがまさに「行為」の一挙手一投足を始めようとするその瞬間なのである。[…]共通感覚が十全に機能