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門井慶喜『かまさん』感想:函館共和国が敗北した理由とは何か - 明晰夢工房
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門井慶喜『かまさん』感想:函館共和国が敗北した理由とは何か - 明晰夢工房
かまさん 榎本武揚と箱館共和国 (祥伝社文庫) 作者: 門井慶喜 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2016/10... かまさん 榎本武揚と箱館共和国 (祥伝社文庫) 作者: 門井慶喜 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2016/10/13 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 榎本武揚といえば、私は『土方歳三最後の一日』で片岡愛之助が演じていたあのきざったらしい男をまず思い浮かべる。しかしこの『かまさん』における榎本は気風のいい江戸弁をあやつる、遊び心にあふれた男だ。この作品での榎本の印象はオランダに留学したエリート官僚というよりは、喧嘩っ早い江戸っ子そのものなのだ。 自負も闘争心も強い榎本が薩摩の軍艦と戦うところからこの小説ははじまっているが、慶喜が新政府に恭順する以上、榎本が独断で薩長と戦うわけにはいかない。ご存知のとおり、こののち榎本が向かうのは蝦夷地だ。 榎本は、蝦夷地とはふしぎな因縁がある。榎本の屋敷の近くには松前藩邸があり、ために少年時代からかれは蝦夷地への関心を育てて