期限切れ刺し身販売で閉店 秋田の鮮魚販売店 - MSN産経ニュース

秋田市内のデパートの地下食品売り場で、鮮魚販売会社「魚きん」（東京都）秋田店が消費期限切れの刺し身を販売した問題を受け、同社は５日までに、秋田店の閉店を決めた。 同社は「消費者のみなさまの信頼を裏切り、多大なご迷惑をおかけした。信頼回復は難しい」としている。 同社によると、秋田店の店長（３１）が、当日売れ残ったイカ、ヒラメ、タイ、マグロについて、処分せず冷蔵庫に保管。翌日、盛り合わせの刺し身などとして販売していた。去年１０月ごろから、週２、３回行っていたという。社内規則では、仕入れた魚は当日中に処理することになっているというが、店長は「捨てるのはもったいない」として、販売していたという。 ５月２０日の問題発覚後、 秋田店は営業を自粛し、店長と営業部長（５６）が懲戒解雇されている。