パソコン５０台を詐取、転売 警視庁、容疑の元専門学校教員逮捕 - MSN産経ニュース

偽の注文書でパソコン５０台をだまし取ったとして、警視庁捜査２課は５日、詐欺の疑いで、川崎市中原区木月、元専門学校教員、大高一訓（かずのり）容疑者（４１）を逮捕した。同課によると、大高容疑者は容疑を認めている。 同課の調べによると、大高容疑者は平成２０年１０月、東京都文京区のパソコン販売会社に対し、勤務先の専門学校名義で偽の注文書を発行し、パソコン計５０台（販売価格約１３００万円相当）を詐取した疑いが持たれている。 大高容疑者は詐取したパソコンを転売、約９００万円を得ていた。同課では、転売益を遊興費や借金の返済に充てたとみている。代金の支払い方法について、パソコン販売会社が専門学校に問い合わせたことで不正が発覚した。 大高容疑者は６年から専門学校で情報ビジネスを教えており、パソコンや周辺機器などの機材管理を担当。今年３月に懲戒免職処分を受けている。