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施錠装置の不具合原因か 新宿エレベーター事故で国交省委員会が報告書 - MSN産経ニュース
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施錠装置の不具合原因か 新宿エレベーター事故で国交省委員会が報告書 - MSN産経ニュース
東京都新宿区信濃町のビルで昨年2月、かごがない状態でエレベーターの扉が開き、乗ろうとした近くのそ... 東京都新宿区信濃町のビルで昨年2月、かごがない状態でエレベーターの扉が開き、乗ろうとした近くのそば店経営の男性=当時(74)=が転落し死亡した事故で、国土交通省の昇降機等事故対策委員会は1日、扉の施錠装置に取り付けられたバネの巻数が規定よりも少なかったうえ、装置のフックに汚れが付着し摩擦力が低下していたため扉が開いたなどとする調査報告書を公表した。 報告書によると、事故があったエレベーターは三精輸送機(大阪府吹田市)製の荷物用エレベーター。 扉側と壁側に取り付けられたフックをかみ合わせて手動で開閉する構造だったが、施錠装置のバネの巻数が同社の規定の半分の5回しか取り付けられていなかった。 加えてエレベーターは昭和39年に設置されて以降、大規模な改修などはなく継続的に使われており、フック部分に埃やオイルによる汚れが付着していた。このためフックを押さえる力や摩擦力が低下し、かごがないのに扉が開