【紀伊半島豪雨】寮復活、文化祭も 奈良県立十津川高、４０日ぶり学校再開へ＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

台風１２号による紀伊半島豪雨で、休校が続いていた奈良県十津川村の県立十津川高校が１１日に授業を再開することになり、教員らが受け入れ準備に追われている。１０日には村外に避難中の寮生約７０人の大半が戻るといい、寮の清掃や食事の手配、豪雨で流されたグラウンドの整備に忙しい教員たちは「生徒みんながそろって初めて第一歩が踏み出せる」と、４０日ぶりの再開に向け汗を流している。 同校は台風１２号の影響で９月２日から休校。当初は土砂崩れなどによる道路の寸断で寮も孤立、備蓄食料が不足し、寮生のほとんどが同８日、自衛隊のヘリで村外に脱出していた。 今月に道路状況が改善し全校生徒１５９人が通学できる見通しが立ち、同校は１１日からの再開を決定。１０日には村外の自宅などに帰っていた寮生を帰寮させる予定だ。 現在、校舎では教員らが受け入れ準備の真っ最中。寮の部屋はカビが生えないよう換気し、食材の発注も済ませた。１０日